SEKISUIは1959年に日本で設立され、世界中に20以上の工場を持ち、主な製品はEPS、EPO、PET、PPシートなどのさまざまな発泡プラスチック樹脂原料です。また、EPO原料の発明会社でもあります。製品は電子機器、生物医薬、消費財包装などの分野で広く使用されています。SEKISUI(積水化成品工業株式会社)は、日本の産業包装業界をリードする企業であり、世界最先端のコア技術と研究開発能力を持ち、日本業界で最も収益性の高い企業の一つです。
2021年、SEKISUI Plastics USAは、増加するEPO市場の需要とそれに伴う廃棄物のリサイクル問題に直面し、顧客のリサイクル課題を解決するために独自の発泡スチロールリサイクルプロジェクトを開始することを決定しました。調査の結果、世界中で100万トン以上のフォームプラスチックをリサイクルした経験を持つ、フォームプラスチックのリサイクルソリューションの専門会社である英科再生に出会いました。
SEKISUI Plastics USAがリサイクルするフォームは特殊なため、営業担当者は英科再生の専門エンジニアと共に顧客と何度もオンラインおよびオフラインで会議を行い、20年以上の経験に基づいて、発泡スチロール減容機と自動水冷システムを組み合わせたリサイクルシステムを設計しました。このシステムは、自動切断、冷却、および袋詰めを高度に自動化し、発泡スチロールリサイクルを実現しています。発泡スチロール減容機は主要な圧縮装置として、90:1の高圧縮比を持ち、システム全体の設置面積は小さく、操作が簡単で、一人で操作が可能です。冷却された溶融フォームはトンバッグに収集され、1つのトンバッグには800~1000kgのフォームを収納できます。処理前は、53フィートのコンテナに2000ポンドの緩いEPOフォームしか積載できませんでしたが、発泡スチロール減容機と水冷システムの導入により、20フィートのコンテナに40000ポンド以上を簡単に積載できるようになりました。
システム全体は24年初頭に設置され、現在まで順調に稼働しており、SEKISUI Plastics USAは50000ポンド以上のフォーム廃棄物をリサイクルしました。来年のリサイクル量は60万ポンドに達する見込みです。私たちは共に努力し、フォーム廃棄物を減らし、緑豊かな未来を共に築いていきたいと考えています。